NHK新日本風土記「石狩川」放送

石狩川を中心に北海道内の川を撮り続ける半澤伸夫氏
石狩川を中心に北海道内の川を撮り続ける半澤伸夫氏

2018年の新年明け早々の1月5日金曜日夜9時から、NHKのBS103チャンネルで、新日本風土記「石狩川」が放送されました。番組は、米などできないと言われていた極寒の地で石狩川の水を引き、米作りに取り組んだ開拓農民、川の恵みと共に生き、100年以上途絶えていた伝統のサケ漁を復活させたアイヌの人々等、明治以来150年の北海道の歴史を石狩川と重ねたものでした。

この番組の前半で、当財団のホームページの写真集に長く写真を提供していただいている「写真工房えふ」の半澤伸夫氏が出演しました。半澤さんは過去30年にわたり、石狩川を中心に北海道内の川を撮り続けています。 

番組では、山の上から旭川市内を流れる石狩川の夜景を撮る半澤さんが、「(石狩川は)朝昼晩常に流れ続けているから、やっぱり夜も撮ってあげないとね。何されようが、何しようが、ただひたすらに流れているって、かわいいじゃないですか」とポツリとつぶやきます。石狩川への思いが伝わる一言でした。当財団の「写真集」で、半澤さんの思いを感じてください。