夕張シューパロダム情報


 夕張市の南部地先(石狩川水系夕張川)に北海道開発局が建設中の夕張シューパロダムは、平成26年3月4日の試験湛水開始から255日目の11月13日午前8時5分に標高301.5mの最高水位に到達しました。
 その後ダム水位を下げ始め、水位下降時における各種の安全確認を行い、平成27年1月28日に試験湛水を終了しました。

一般開放で迎えた最高水位

最高水位に到達した状況を、堤頂の道路、ダム下流の橋等から見学してもらいました。この洪水吐からの越流を見られるのは非常に希なことです。一般開放された3日間は、雪が降る寒い天気でしたが、多くの皆様が見学に訪れカメラ、ビデオで撮影していました。

最高水位 標高301.5m 平成26年11月14日

夕張シューパロダムは全国でも有数の大きさ

夕張シューパロダムと旧大夕張ダムを比べると、高さは約1.6倍、総貯水量は約5倍。湖の面積は全国で2番目、総貯水容量は全国で4番目と日本でも有数のダムとなります。

夜間の越流 平成26年11月14日

ダム水位低下に伴い、姿を現し出した三弦橋と旧大夕張ダム

夕試験湛水に伴い昨年4月26日に水没した夕張市指定文化財である三弦橋は、1月24日に橋桁全体が水面上に姿を現しました。

また、同様に水没していた旧大夕張ダムの堤頂部も姿を現しました。その4日後の28日には試験湛水終了水位である標高264.5mに到達し、試験湛水を終了しました。

早ければ旧大夕張ダムは3月上旬以降、三弦橋は3月下旬以降に再び水没する見込みです。

再び水面上に姿を現した三弦橋 平成27年1月24日 

姿を現し出した旧大夕張ダムの堤頂 平成27年1月28日

試験湛水の様子を配信中

夕張シューパロダムの情報と試験湛水の状況は、夕張シューパロダム総合建設事業所ホームページで確認できます。

https://www.hkd.mlit.go.jp/sp/yuubari_damu/index.html

夕張シューパロダムのスライド写真

夕張シューパロダムの動画